出張Dog🐕レッスン 犬助 〜いぬすけ〜🐾

みなさん、こんにちは✨ ⁡
寄り添いドッグトレーナー&ドッグフードスペシャリストのともみです(^-^) ⁡

現在何匹かのわんちゃんのご飯を1週間おき、2週間おき、1ヶ月おき、2ヶ月おきに定期便としてお作りして発送、
もしくは直接お届けしたりしているのですが、
その中で特にカロリーや栄養素をしっかり管理しているわんちゃんがいます。

 

⁡ そのわんちゃんは16歳のビーグル犬で腎臓の数値があまり良くない子なのですが、
数ヶ月前に食事が取れなくなり、今まで元気にお散歩していたにもかかわらず急にふらふらになって歩けなくなってしまいました。 ⁡

 

それを見た飼い主さまが、年齢も年齢のためもう長くないかもしれない。
それならせめて腎臓病食ではなく、美味しいものを食べさせてあげたいということで食事管理のご依頼をいただきました。

⁡ 腎臓病の子の場合、タンパク質量やリン、カリウムやナトリウムなどの制限が出て来てしまうため、腎臓の数値が悪くなると大抵の場合、病院などに置かれている腎臓サポートの療養食に切り替えられることとなります。

⁡ そうなった時に、飼い主さまたちがみなさん口を揃えておっしゃるのは、『ご飯を食べてくれなくなって困っている』ということです。

 

          ⁡ ⁡

 

 

腎臓サポートの食事はタンパク質量がガクッと抑えられてしまっているのもあってとてもおいしくないんだと思うんです。 ⁡

今まで食欲旺盛でなんでも食べてくれていたのに、サポート食に切り替えた途端に一気に食べなくなってしまった、というお話をよく耳にします。 ⁡

⁡ このビーグルちゃんも食べることが大好きでなんでも喜んで食べてくれる手のかからない子だったのですが、数ヶ月前から急に食いつきが悪くなって、それからしばらくして歩けなくなってしまい、飼い主さまは本当に心配だったと思います。 ⁡ ⁡

 

そこで、もう長くないかもしれないからと、それならせめて美味しいものを食べさせてあげたい。 でもやっぱりタンパク質量などはできるだけ数値内に制限したもので、できれば無理なく少しダイエットもできれば(理想体重に近いほうが体への負担も少なくなるので)、という親心での私へのご依頼でした。 ⁡ ⁡

 

そこでビーグルちゃんの年齢と病気と運動量から一日に必要なカロリーと、タンパク質量を算出して、腎臓病ではNGな食材を避けながら、味付けをすれば私たちも食べられるヒューマングレードの総合栄養食を毎回メインのタンパク質の食材を変えながらお届けしていたところ・・・ ⁡

 

⁡ 〜〜〜〜〜
それから約3週間後
〜〜〜〜〜 ⁡

 

ビーグルちゃんがとっても元気にお散歩している姿がっ(T ^ T) ⁡ ⁡ 飼い主さまに聞くと、食事を手作り食に切り替えた途端にもりもりご飯を食べてくれるようになり、そうしたら一気に元気になったそうで、今では以前の食欲を完全に取り戻し、それはもう足腰もしっかりして以前の彼女に戻っていました✨

⁡ 体重もたくさん食べながらもするっと300gのダイエットに成功し、腎臓の数値も安定しているようで、本当によかった^-^

⁡ ⁡ 人も動物も、自分の意思とは関係なく点滴で栄養素を強制的に体に入れられるのではなく、
自分の意思で自分の口から『食べる』ということは生きる力、生きたい!という力にそのまま直結しているんです。 ⁡ ⁡

 

そのビーグルちゃん、とにかく私を見つけると飛んできて、おいしーのちょーだーいっ❗️(😃)| ̄|_=͟͟͞ シタタタタッ……となるのですが、その姿を見るのが嬉しくて愛おしくて✨
⁡ 自分の作るご飯をこんなにも喜んでくれる子がいて、その回復を目の当たりにできるというのはこの仕事をやっていて良かったーー、って心から思える瞬間なのです☺️ ⁡ ⁡

 

サポート食って美味しくないみたいだけど病気なんだから我慢して食べさせるしかない、と諦めてしまうのではなく、飼い主さまができるひと工夫もふた工夫も実はたくさんあるのです🤗 ⁡ でも、実際には何をどうしていいのかわからないという飼い主さまが大半だと思います。 ⁡ ⁡

 

犬助では、フードに関するカウンセリングやサポート、手作り食のオンラインレッスンなども行っておりますので、ご不安な方はまずはお気軽にお問い合わせください✨ ⁡ ⁡

 

このビーグルちゃんには、まだまだ元気に一分一秒でも幸せな犬生を送ってもらうために、私はご飯作りという面でこれからもこのご家族にできる限り貢献していきたいと思っています✨ ⁡